エコスタイル、ビットコインで太陽光発電への投資を可能に
エコスタイル(東京都千代田区)は、3月28日、bitFlyer(ビットフライヤー/東京都港区)が提供する「ビットコイン」決済サービスを導入したと発表した。同サービスは土地付き太陽光投資の物件情報を掲載しているホームページ「あんしん太陽光発電エコの輪」で受け付ける。
土地付き太陽光投資とは
土地付き太陽光投資とは、2015年1月に販売開始されたもので全国各地の太陽光発電に適した土地情報と太陽光発電設備をセットで提案するもの。
投資家は情報提供された土地に太陽光発電設備を設置し、売電により収益を得る。また、売電は固定価格買取制度(FIT)に基づいて行うため、20年間の収益の見通しが立てやすいという。
急激に拡大する仮想通貨市場
世界においては、仮想通貨市場は急激に拡大しており、将来仮想通貨が主要な決済手段になるという見方もある。
また、複数ある仮想通貨の中でも、ビットコインは時価総額が一番高く、世界で自由に使える共通通貨とされている。こうした背景から、同社は顧客の利便性向上を目的としてビットコイン決済サービスの導入を開始した。
再エネ発電事業や電力小売を手がける
同社は、産業用・家庭用太陽光発電システムの販売施工や再生可能エネルギー発電事業を手がけ、2016年4月からは「エコスタイルでんき」で事業者向け電力小売事業に参入した。
また、2017年10月からはインバランスリスクや市場リスクなしで新電力事業に参入したい事業者やNPO法人向けに、「新電力事業トータルサポートサービス」を開始した。