【シンガポール】マイクロソフト、サンシープと太陽発電で提携
Mar. 07,2018
米IT大手マイクロソフトは1日、シンガポールを拠点に太陽電池の製造・販売などを手掛ける独系サンシープ・グループと太陽光発電事業で提携すると発表した。シンガポールで数百軒の建物の屋根にソーラーパネルを設置し、発電した電力をマイクロソフトが運営するデータセンターで使用する計画だ。同様の太陽光発電プロジェクトでは国内最大規模になるという。
マイクロソフトは1990年にシンガポールに進出。現在、同国に設置したデータセンターで「マイクロソフト・アジュール」や「オフィス365」といったクラウドサービスを顧客に提供している。
提携期間は20年で、同社はサンシープが建物の屋根に設置する太陽光発電施設から供給される電力を全量購入する。買い取り価格などの詳細については明らかにされていない。
マイクロソフトがアジアで再生可能エネルギーに関する提携を結ぶのは、これが初めて。欧州では昨年、アイルランドとオランダでそれぞれ風力発電での同様の提携契約を発表しており、世界全体では今回が3件目となる。
マイクロソフトは1990年にシンガポールに進出。現在、同国に設置したデータセンターで「マイクロソフト・アジュール」や「オフィス365」といったクラウドサービスを顧客に提供している。
提携期間は20年で、同社はサンシープが建物の屋根に設置する太陽光発電施設から供給される電力を全量購入する。買い取り価格などの詳細については明らかにされていない。
マイクロソフトがアジアで再生可能エネルギーに関する提携を結ぶのは、これが初めて。欧州では昨年、アイルランドとオランダでそれぞれ風力発電での同様の提携契約を発表しており、世界全体では今回が3件目となる。
同社は世界で運営するデータセンターの消費電力に再生可能エネルギーが占める割合を、年内に50%以上に引き上げる目標を掲げている。シンガポールでの太陽光発電事業が本格始動すれば、再生可能エネルギーの調達量は全体で860メガワット(MW)に拡大するという。
NNAから